キングスカレッジ

キングスカレッジは1441年にヘンリー6世によって設立されました。
悠然と美しくたたずむその姿は、学園都市の中核を担うにふさわしい必見のカレッジです。


カレッジの正面は実は出口
初めてカレッジを訪れる際、最初に見つけるのはカレッジの正面だと思います。(写真の左の場所)
しかしそこからカレッジ内に入ろうとするとそばに立っている神父さんに止められます。
カレッジ(チャペル)の入り口は正面右手の裏路地を少し歩いたところにあるので
迂回しなければなりません。そこで入場料を払って中に入ります。
               



ゴシック様式の天井とステンドグラスが見物
チャペルに入るとまずその荘厳な空間に息を飲まれます。
細部にまで施された装飾、ゴシック様式の高い天井、色鮮やかな
ステンドグラスなどは中世の歴史を感じさせ、時間が経つのを忘れてしまいます。
また壁の至るところに当時の修道士たちが付けたと思われる傷や文字が掘られているので
それらを探すのもおもしろいです。
               



中庭はケム川に面する
チャペルを出ると中庭があります。
そこからはきれいに整備された芝生とカレッジ、チャペルをパノラマで見ることができます。
隣接するケム川では多くの人がパンティング(川下り)を楽しんでいます。
       



合唱団も超有名
キングスカレッジは建物だけでなく合唱団も有名です。
キングスカレッジ創設者のヘンリー6世が毎日の歌を歌わせるために結成された合唱団は
9-14歳の16人の少年聖歌隊、14人の男子大学生、2人のオルガン奏者からなり、
創設された1441年から500年以上経った現在まで受け継がれています。
合唱団は日々のchoral servicesに加え、国内の重要なイベントの際にもコンサートを行います。
特にクリスマス・イブに行われる"A Festival of Nine Lessons and Carols"は、
ラジオやテレビを通して世界中で報道され1000万人以上の人が歌声に酔いしれると言われます。

       




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