イギリスの紙幣と硬貨











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イギリスの紙幣

イギリスの紙幣は£50、£20、£10、£5の4種類です。
価値が高い順に紙幣のサイズも大きくなります。
£50紙幣はけっこうな大きさになり、日本の財布だとはみ出してしまいます。
また£50紙幣は高価で、偽札であることを疑われてしまう場合も多くひどい時には受け取ってもらえないこともあります。
買い物に使うのなら£20以下の紙幣を利用する方がよいです。
また、イギリス国内で手に入る紙幣は基本的にぐしゃぐしゃです。
キャッシュマシンから出てくる紙幣であっても折れ曲がっていたり、落書きされていたりします。(使えますが・・・)
きれいな紙幣は日本で両替したときくらいしか手に入らないです。
(きれいな紙幣で買い物をすると店員さんが「きれいね。」とほめてくれます。)


イギリスの硬貨

硬貨は、£2、£1、p50、p20、p10、p5、p2、p1の8種類あります。
"£"は「ポンド」と読み、"p"は「ペンス(p1のみ単数形でペニー)」と読みます。
£1=p100です。買い物で「£1.50」と言われた時は1ポンドと50ペンスを支払います。
英語に慣れないうちは、店員さんがいくらと言っているのか分からないので多めに払って、とりあえずお釣りをもらう、という買い方になります。
そうするとp2やp1を使うタイミングを逃します。
財布がどんどん重くなります。



斬新なデザイン

イギリスの硬貨にはおしゃれな工夫がこらしてあります。
p50〜p1を上手に並べると、一枚の盾になるのです。
(エ●ゾディアみたい!)
£1の裏に描かれているのが完成型です。
このデザインはMatthew Dentさんというデザイナーによるもので、4000件の応募の中から採用されたそうです。
2008年に採用されて現在も流通されています。
これとは別に、£1硬貨も年代によってイラストが様々に変更されており、イギリス人の遊び心を垣間見ることができます。



女王と共に歳を取る硬貨

紙幣・硬貨の片面は常にエリザベス2世の肖像です。
そして描かれている肖像は、時代と共に微妙に顔が変わっていきます。
硬貨の肖像もちょっとずつ歳を取るのです。
秀逸です。