大聖堂のある小さな町 "Ely"

ElyはCambridge駅からWater Beach駅をはさんで2駅の所にある小さな町です。
ロンドンのように有名な観光地がたくさんあるわけではありませんが、Elyには片田舎の町がもつ独特の時間が流れています。
都会の喧噪を離れ、のんびりした時間を過ごせるというのがElyの最大の魅力です。

Elyへ向かうには、ケンブリッジからKing's lynn行きの電車に乗ります。
電車賃はオフピーク・日帰り・往復券でひとり£4.30 (658円 ; 1GBP=153円 )と安いです。

Elyで必ず見るべきなのは、12世紀から建っているという大聖堂"Ely Cathedral"です。
地図に従いEly parkから目指すと、馬達が戯れている草原の奥に大聖堂が見えてきます。


Ely Cathedralではツアーが組まれていて、入場料を払うと解説つきで案内してもらえます。
ツアーの他、ステンドグラス・ミュージアムや、高さ66mの塔に上って町を一望できたり楽しみどころは満載です。

連休にあわせてマーケットも開催されていました。
イタリアやフランスなど色々な国の国旗が立っていたので、ヨーロッパ各国の料理を楽しめるようでした。
昼食はここでピザやパエリアを買うもよし、大聖堂のカフェでサンドウィッチを頼むもよしです。

大聖堂のふもとの公園には、おそらく魚と思われるオブジェや、中から水が湧く岩があり、そこも地元の人や観光客で賑わっていました。

川辺には多くのクルーザーが泊まっており、地元の人達がその中でビールを飲みながら談笑していました。
また、Elyでは犬を飼っている人が多いようで、クルーザーの見張りをしている子や、パブでお茶している飼い主を待っている子がたくさんいました。