留学が長期間の場合は、銀行口座をつくっておくと便利です。
主な目的は ・flatの家賃の振り込みを自動引落しにすること ・円安が進みそうなのでまとまった生活費を英£で確保する。 です イギリスの主な銀行は、Lloyds、Barclays、HSCB、Netwestなどですが、 私はその中でBarclaysを選びました。 理由は研究室と自宅の最寄りの銀行がBarclaysだったからです。 (けっこう重要) 銀行口座ができるまでのステップは以下の通りです。 1.推薦状をもらう 初めにBarclaysに行った目的は、flatの家賃を振り込むためでした。 そのとき窓口の人に「ここで口座作れる?」と尋ねたところ、「もちろんよ!」と二つ返事をもらったので 「じゃあ頼むよ!」と言ったことから話が進み始めました。 昼過ぎの人がいなそうな時間に行ったのがよかったのか、アポイントはいりませんでした。 そのまま簡単なオフィスに通され、留学先での身分や、イギリスでの滞在期間など口座開設に必要な資格があるか聞かれました。 鬼のように厳しい質問はなかったので、給料をもらっていて2年くらい滞在するならば口座は作れるようでした。 そして「留学の受入先から"Barclays宛であなたの氏名、イギリスでの住所、滞在期間が書かれた推薦状"をもらってきてね」と言われました。 このとき私は話の内容をあまり理解していなかったので受入先の事務とBarclaysを何往復かしたのですが、 結局、事務のPCアドレス宛に推薦状のフォーマットを送ってもらい、事務長的な人にサインをしてもらうことで取得することができました。 ということで、初めに口座開設に行くときに受入先の事務のPCアドレスを知っていると便利です。 (事務と銀行とで電話でやりとりしてもらえるとなお楽。) 2.アカウント情報を登録する 推薦状が手に入ったら再びオフィスに行き、銀行員の人と口座のアカウント情報を登録します。 このときパスポートのコピーを取られます。 登録する内容は現住所、日本の住所、氏名、結婚の有無、収入などでこちらとしては銀行員さんの質問に答え PCに打ち込むのを見ているだけですが、ここでは打ち込みミスをチェックします。 イギリスでは日本人は外国人なので、スペルも読みもいまいち伝わりません。 ここで間違って登録されるといざというとき使えないという事態にもなりかねないので、注意します。 また、海外送金をしてもらうために口座を作るならば"current account(普通預金口座)"と一緒に"saving account(定期預金口座)"も 作る必要があると言われました。 余計な口座を作ると"maintence fee(維持費)"がかかるのではないかと思い心配しましたが、 銀行員さんに聞いたところどちらの口座も維持費はかからないとのことでした。 (saving acocuntを作る際、口座に入れるために20£が必要) さらに気の利く銀行員さんは、日本で海外送金をしてもらうために必要な"IBAN No."と"swift code"も教えてくれました。 登録が終わると、"次は口座をアクティベート(利用可能に)するのに必要なPIN codeが郵送でflatに届くからそれを持ってきてね"とに言われ、 この日にやれることは全て完了しました。 3.口座をアクティベートする Barclaysは仕事が早いと思いました。 郵便物は翌営業日には届きました。 口座アクティベート用の5桁のPIN codeを受け取ったら再度窓口に行きます。 郵便物を窓口に持って行くと銀行員さんがアクティベートしてくれます。 この時Online bankの登録に必要な8桁のアルファベットのPIN code(数字ではない)も設定しました。 あとは"銀行のキャッシュ/デビットカード"、"デビットカードの利用や振込に必要な4桁のPIN codeが書かれた書類"、 Online Bankを利用する際に使う"PIN sentry"という機械の3つが別々に郵送で届くと言われ、この日は終わりました。 4.郵便物を受け取る 後日これらの郵便物を受け取れば、口座の開設は一通り完了です。 かかった期間は2週間程度です。 Online Bankを設定すればPCから振込や残高照会ができるようになります。 Barclays bankのスマホ用のアプリをインストールすればスマホからも確認できます。 |
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